先日、茶道教室に行ってきました。
千利休以来、400年以上にわたって受け継がれたお茶の世界。
「茶道」は私にとって何となく知っているけれど、全く知らない世界でした。
これから世界に出て行く中で、日本人として恥ずかしくない最低限のことは知っておかなければならないと思っていました。
「茶道」は元々男性だけのもので、女性もできるようになったのは明治時代から。本来は男性社会のものですので、日本人の男性は身につけておかないといけないものだと思いました。
「茶道」は、お茶を淹れる作法だけでなく、床の間に飾る野の花、茶碗、掛け軸、その他も含めたもので、かなり奥深い知識と教養が必要な道なのですね・・・。
そして、講師の方が「茶道」とは「おもてなしの精神」とおっしゃっていました。
もてなされる方の好みや志向に応じた準備をしてお茶会に臨む姿勢は、まさに「接客の極意(ホスピタリティ)」なのです!
「日本人が接客に優れているゆえんは、日本の文化にある」ということを目の当たりにしました。