整骨院の経営者(院長)には様々なタイプがあります。これから数回にわたって、整骨院経営者(院長)のタイプ別に、現在どのような状況に直面していて、何に意識を向けると良いかを考察してみようと思います。
1.職人専念タイプ
多くの整骨院の院長がこのタイプです。
時間とお金を投資することは治療技術の向上がメインで、集患やスタッフ育成などといった「経営」への関心はあまりありません。
人間的魅力が高かったり、コミュニケーション力が高い方の場合は、集患をしなくても、リピート・紹介のみで安定した院経営をされている方も多いです。
ところが、口下手だったり、コミュニケーションが苦手な方の場合は、特に、保険が厳しくなったり、競合が増えていたりする最近は、自費化への転換に悩んだり、売上が下がって行くなど、経営が行き詰まってしまうことが多くなっています。
整骨院経営において、治療技術の向上に加えて「経営の知識・知恵」をつけること、院長自身の「人間的成長」に時間とお金を投資することが基本だと考えています。
次回に続きます。