こんにちは。吉田企画の橋本です。
先日、ある整骨院に腰痛を診てもらいに行きました。
応対も問診もきちんとしていて、和気あいあいとした中にも節度があり
気持ちの良い整骨院でした。
治療が終わり、会計を済ませると
受付の女性がニッコリとほほ笑んでくれて
私は靴を履き、気持ち良く振り向き
最後に「ありがとうございました」と声を掛けようとして
愕然としました。
受付には、もうどなたもいらっしゃらなかったからです。
やりかけのお仕事があったのかもしれませんが、
お金を払って靴を履くまで、わずか 30秒ほどです。
それなのに、最後の最後にこれでは、まるで「お金をもらったらもうおしまい」と言われているよう気になります。
それまでの対応が良かっただけに「もったいないなぁ」と感じました。
当たり前ですが、患者様対応は
お金をいただいて終わりではありません。
気持ち良くお見送りして・・・次回、また来院していただき・・・
院を気に入っていただき・・・別の患者様を紹介していただく・・・
こうして、ひとりの患者様から次の患者様へと続いて行くものではないでしょうか。
忙しくて、入り口までお見送りできないことはあると思います。
そんな時は、お帰りになる患者様に意識だけでも向けて
「お大事にどうぞ」「ありがとうございました」と声をかけてください。
案外、つまらないことで患者様は離れて行ってしまうものです。
ぜひ、一度貴院の「お見送り」をチェックしてみてはいかがでしょうか。