拙著『学校では教えない 儲かる治療院のつくり方』を解説して行く、
「繁盛院づくりの教科書解説」の第1回目は、
第1章1項目の「保険を扱う整骨院と自費の治療院の大競争時代が始まった」をテーマにお伝えします。
10年前の2005年に『儲かる!治療院経営のすべて』を出版させていただいた時と、現在では、整骨院業界は、大きく様変わりしました。2005年時点では、整骨院を開業すれば、ほぼ誰が開業しても、そこそこ患者さんの来院があって、ちょっと集患に力をいれたらびっくりするくらいの来院のある時代でした。
しかし、現在は整骨院の開業は、他業種ほどの難しさはないにしても、集患を含めた経営戦略の準備をせずに開業してしまうと、半年もたない院も続出しています。
また、整骨院が保険以外の自費治療を導入しなければ、経営が難しくなってきているのも現状です。この現実が、自費治療院にも影響を及ぼしています。
以前は、整骨院が保険中心でも経営できていたので、自費治療院と競合することは少なかったのですが、整骨院が自費化を進めることで、競合関係となってくるのです。
整骨院は保険と自費を併用できるメリットを生かした集患が可能なのですが、治療院ではそれができないので、これまで治療院を選択していた人でも、整骨院の自費を選択することになります。整骨院では柔道整復師の国家資格を保持しているので、患者さんにとっては安心感が出せて、料金も抑えることができるのです。
現在、私は、完全自費の治療院のコンサルティングも、もちろんさせていただいています。しっかり経営戦略を持って経営すれば業績は上がっていますが、これから競合は更に激化すると予想できますので、更に強い経営戦略で臨み続ける必要があります。
現状がうまくいっていて安心していたら、急に足をすくわれるのが経営です。常にコツコツと努力を積み上げていくことが不可欠ですね(^^)
治療院経営本『学校では教えない 儲かる治療院のつくり方』の詳細は←です。
※アマゾンドットコムへのリンクもあります。
「足元」ではなく「足」です。間違えやすいので注意しましょう。
匿名様、ご指摘ありがとうございます。修正しました。
本を3冊書いていても、日本語がおかしいことが未だにあります(^^;)
間違いは、どんどん指摘いただくと助かります!