８月に入って福田内閣改造が実施されました。
福田内閣の支持率が低レベルで推移している中での最後のカードでしたが、起死回生になるサプライズ人事はなく、挙党体制をアピールしたいのはよく理解できますが、内閣支持率が上がることは望み薄の状況です・・・。
外交面などで意見が違う、福田康夫自民党総裁と自民党の幹事長に再任となった麻生太郎氏との今後の調整がどのように進むかがポイントになるでしょう。
また、テロ特措法の期限切れを阻止するために、８月中に臨時国会を開きたい自民党と、その期限切れを目指す公明党との調整がどのようになるかが、最初の課題になりそうです。
景気後退局面に入ったとみられる日本での景気対策などの経済政策や財政問題、食料問題など、生活に密着して来る問題に対してどのような策が取れるかといった難しい課題が山積している中で、政権を維持する方法も模索しなければならないという苦しいかじ取りになりそうです。
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