【2025年 祇園祭 総まとめ】1150年以上続く祈りの祭──奉仕と感謝と、未来へ繋ぐ文化

DATE:2025.08.06

2025年も、京都の夏を彩る祇園祭が盛大に執り行われました。

この日本三大祭のひとつである祇園祭は、869年の疫病退散を祈る御霊会を起源とし、
1150年以上にわたって受け継がれてきた、疫病鎮静と感謝・奉仕の祭礼です。

今年もまた、1ヶ月にわたり神事・行事・奉仕が続き、僧侶・易者として、また経営者として、多くの学びと気づきがありました。

【前祭】山鉾巡行と神輿渡御──街を清める「祓い」の祭典

前祭(さきまつり)は、毎年7月17日に行われる山鉾巡行を中心とする行事です。

絢爛豪華な山鉾が京都の街を進む姿は壮観で、「動く美術館」とも称されるほど。

山鉾巡行は、お神輿が街を巡幸する前に道を清める「祓い」の儀式。

今年は雨の中で巡行が行われ、

地域の皆さまの祈りとともに、疫病退散と平穏が願われました。

前祭 祇園祭 吉田崇伝

【後祭】静かなる祈りと還幸祭──祇園祭の締めくくり

7月21〜24日は【後祭(あとまつり)】。
前祭とは違い、静けさの中に荘厳な空気が漂う、もう一つの祇園祭です。

• 7月21〜23日 宵山:金海合同会社の祇園祭ツアーで宵山を歩き、京都旅屋・吉村さんのガイドで深い学びを得ました。

祇園祭 後祭 宵山 金海ツアー

• 7月24日 山鉾巡行:粛々と進む鉾。静かなる祈りが街を包みました。

祇園祭 後祭

• 夜の還幸祭と御霊移しの儀:三基の神輿が街を巡り、八坂神社へ還御。

神様が街にいらっしゃり、そして戻っていかれる、1ヶ月にわたる壮大な物語の結びです。

 

奉仕活動お見送り提灯を掲げて──3年目の神輿洗奉仕

7月28日には「神輿洗い式」が行われ、
私は今年も提灯行列のお見送り提灯を掲げる奉仕をさせていただきました。

祇園祭 提灯行列 吉田崇伝

神輿が再び八坂神社に戻る「還幸祭」に向けて、神輿を清めるこの行事は、
古からの信仰と奉仕の心が今も生きていることを体感させてくれる神事です。

祇園祭 見送り提灯吉田崇伝

【7月31日】疫神社 夏越祭──締めくくりの感謝と守り

7月31日は祇園祭の最終日、疫神社 夏越祭(えきじんじゃ なごしさい)に参列し、
【二重捻守(ふたえよじまもり)】をいただきました。

このお守りは、疫病除け・災厄除けの祈りが込められた特別なもの。
今後の半年間の平穏を願い、しっかりと胸に刻みました。

祇園祭 夏越祭

祇園祭から学ぶ「整骨院経営」と「地域への貢献」

整骨院も、地域に根ざした場。
祇園祭で感じたのは、「ご縁をつなぐこと」「見えない力を大切にすること」。

整骨院経営者の皆さまへ。
患者さまにとっての「街の守り神」となれるよう、
目に見えない“思い”や“心の在り方”を整えることが、
ますます大切になる時代です。

まとめ:未来へつなぐ祇園祭の精神

祇園祭は「疫病退散」を願って始まった祭ですが、
現代に生きる私たちにとっては、命を整える祭でもあります。

 

僧侶として、易者として、経営者として、
この祈りの心を、未来に繋いでいきたい──そう感じた2025年の夏でした。

皆さまの半年後の平穏と健康を心より祈念いたします。

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吉田 崇(崇伝)

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吉田崇伝

About 吉田崇

事業家、易者、僧侶、経営コンサルタント/ 空海(弘法大師)開祖 真言宗 僧侶(法名:崇伝 すうでん) 崇吉塾 塾長/吉田易選 代表/易選流 師範 みんなの森整骨院グループ 主宰/ (株)吉田企画 代表取締役/ (一社)交通事故医療情報協会 代表理事会長/ (一社)易伝 理事/ 【著書】5冊。累計4.5万部発行。『最新版 儲かる!治療院経営のすべて』『自分でできる治療院選び』『学校では教えない 儲かる治療院のつくり方』『はじめよう!リラクゼーションサロン』『儲かる!治療院経営のすべて』/ 吉田崇公式プロフィールhttps://www.r358.com/profile.html
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