先日、新規で整骨院の経営コンサルティングが始まったのですが、私自身、ワクワクすることばかりでした。
定期的に訪問させて頂いている会社様にも新鮮さがあることは前回に書きましたが、
新規の場合は、実践すれば急激に伸びそうな問題・課題をたくさん抱えられていて、それを対処するだけでも業績が一気に上がる雰囲気に溢れているのです。
また開業以来、長年悩まれていたことが解決できたり、「もっと早く頼んでおけば良かった」とおっしゃっていただくと、かなり嬉しいです。
ところで前回、問題・課題が常時発生することに触れましたが、その問題・課題の対処内容によって、当然、その問題に対して対応した内容によって様々な結果が出ます。
対応した内容によっては、問題を更に悪化させてしまうこともありますし、逆に問題が起こったことで良い方向に向かったことも多いです。 また、問題を更に悪化させてしまった経験を今後に生かしたケースもたくさんあります。
対応についてのアドバイスを求められたら、当然対処法について回答するのですが、例えば従業員とのトラブルの場合、コミュニケーションが苦手な整骨院経営者さんは、従業員に曲がって伝わることもあります。
また、身内からの注意などは概ね「いつもの話か」と思われてしまいがちです。皆さん「そうなんだよね~」と思う方が多いと思いますし、経営者と従業員の「温度差」に皆さん悩まされています。
そのような場合は、私が間に入って第三者の視点でお伝えすることで円滑に話が進むことが多いのですが、直接の利害関係者同士で話をしないようにすることが重要です。
社内で右腕づくりが重要なのは、まさにこの点です。右腕は経営者と従業員の間という関係では第三者だからです。同じ従業員が経営者側の視点で話をすると「彼もやっているのだから私もやるべきかな・・・」と思ってもらえることが多いのです。