整骨院経営お役立ちブログ。橋本弥生、伊藤樹里が投稿

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【体験談】引退の日に選ばれる整骨院経営|52年続いた店の閉店に学ぶ

52年間の感謝を伝えるベースボール(立川のレストラン)の閉店セールの看板

こんにちは。吉田企画の整骨院経営コンサルタント 伊藤樹里です。

以前、このブログで、立川にあるレストラン「ベースボール」をご紹介しました
野球好きなら一度は訪れてほしいと思うほど、コンセプトが徹底されたお店です。

「店長」ではなく「監督」。
店内には歴代プロ野球選手のユニフォームや写真が並び、野球好きが自然と集まる空間。
私は以前、このお店から「ターゲットを絞ることの大切さ」について学ばせていただきました。

しかし、そのベースボールが今年、52年の歴史に幕を下ろしました。

最後の「感謝セール」で見た光景

閉店前には、「52年間 感謝セール ありがとうございました。」と題した、最後のイベントが開催されました。

本物のユニフォームやレプリカ、バット、サイン色紙など、
野球にまつわる貴重な品々が販売・無料プレゼントされ、開店前から長蛇の列。
私も18時前に伺いましたが、ほとんどの商品は売り切れていました。

それでも店内には、監督さんに会いに来た方々が何組もいらっしゃいました。
高校時代の野球部の仲間同士が、それぞれ家族を連れて訪れ、昔話に花を咲かせている姿。

品物を手に入れることよりも、「最後に会いに来たかった」
そんな想いが伝わってきました。

『7つの習慣』が教えてくれたこと

そして私は、一冊の本を思い出しました。
『7つの習慣』です。

私の人生を変えた一冊と言っても過言ではありません。

その中の「終わりを思い描くことから始める」では、
「人生の最後を思い描き、その時にどんな人だったと語られたいかを考え、それを基準に今を生きる」
という考え方が紹介されています。

今回のベースボールの閉店は、まさにその言葉を思い出す出来事でした。

52年間、料理だけを提供してきたわけではない

52年間という時間の中で、このお店は料理だけを提供してきたわけではありません。

野球好きが集まる場所をつくり、
学生が夢を語り、
プロ野球選手が訪れ、
結婚式や二次会が開かれ、
たくさんの思い出が生まれました。

だから閉店の日には、多くの人が「最後だから会いに行こう」と思ったのでしょう。

ホームページには監督さんから、
「日本一のお客様、ありがとう。」
というメッセージが掲載されています。

その挨拶文を読むと、40人を超えるプロ野球選手はもちろん、
他競技のアスリートや著名な方々にまで、野球の枠を超えて愛されてきたお店だったことが伝わってきます。

整骨院経営も同じ──引退するとき、患者様は何を思い出すか

そして私は、整骨院経営も同じだと思いました。

もちろん、売上は大切です。
利益も必要です。

しかし、先生方が引退するとき、患者様は何を思い出すでしょうか。

「あの先生のおかげで痛みが楽になった。」
「いつも親身になって話を聞いてくれた。」
「家族まで安心して紹介できる先生だった。」

そんな記憶こそが、本当に地域に必要とされた整骨院だった証ではないでしょうか。

私たちは、日々の経営では目の前の予約や売上、スタッフのことなど、考えなければならないことがたくさんあります。

だからこそ、ときには少し先ではなく、もっと先を考えてみてほしいのです。

「自分が引退するとき、患者様や地域の方々から、どんな先生だったと言われたいだろうか。」

その答えが決まると、不思議と今日やるべきことも変わってきます。

吉田企画が大切にする「農耕型経営」

吉田企画では、「農耕型経営」を大切にしています。

短期的な売上だけを追うのではなく、
地域で信頼を積み重ね、長く必要とされる整骨院をつくること。

ベースボールが52年間、多くの人に愛され続けた理由も、まさにそこにあったのだと思います。

いつか必ず訪れる引退の日。
その日に、
「先生、本当にありがとうございました。」
そう言ってもらえる整骨院を、一緒につくっていきたいと思います。

▼あわせて読みたい前回記事
【体験談】なぜこの店は52年続いているのか「ベースボール(レストラン)」から学ぶ整骨院経営

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