吉田企画の伊藤です。今日は私の体験談から学んだことをブログにしたいと思います。
私の自宅から少し行ったところに「ベースボール」というお店があります。
名前の通り「ベースボール(野球)」に特化したレストランです。
店主は「店長」ではなく「監督」と呼ばれるルールがあり、
お店に入るとユニフォームや甲子園出場校の名前がズラッと並んでいます。
有名プロ野球選手がアルバイトをしていたこともあるそうです。
先日訪れたときは、ちょうどWBCの開催時期だったこともあり、
これでもかというほど大きなスクリーンに試合の映像が映し出されていました。
野球好きが集まり、パブリックビューイングのような雰囲気になることもあるそうです。
まさに、野球好きオーナーによる野球ファンのための店です。
知らずに訪れると
「なんだこのカオスな店は」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、野球ファンにとってはたまらない空間なのです。
聞くところによると、このお店は52年の歴史があるそうです。
現在は、監督(店主)ご夫婦と娘さんが中心となってお店を経営されているようです。
50年以上、同じ土地で経営を続けるというのは、なかなか並大抵のことではないと思います。
なぜこの店は今もにぎわっているのか
では、なぜこのお店は今もにぎわっているのでしょうか。
私はその理由を考えてみました。
まず感じたのは、コンセプトの圧倒的な明確さです。
「立川ベースボール」は、野球というテーマに徹底的に特化しています。
店内には野球のユニフォーム、写真、グッズ。
テレビでは野球中継。
店主は「監督」と呼ばれます。
ここまで徹底している店は、なかなかありません。
普通の飲食店であれば
「野球に興味がない人が来なくなるのではないか」
「もっと幅広いお客様を狙った方がいいのではないか」
と考えてしまうかもしれません。
しかし、このお店は違います。
野球が好きな人のための店。
その軸を、まったくぶらしていないのです。
ターゲットを絞る勇気
経営ではよく
「ターゲットを絞りましょう」
と言われます。
しかし、言葉で言うほど簡単なことではありません。
なぜなら、ターゲットを絞るということは、
来ない人がいることを受け入れる覚悟でもあるからです。
多くの経営者は
「できるだけ多くの人に来てもらいたい」
と考えます。
その結果、
「誰のための店なのか分からない店」
になってしまうこともあります。
その点、立川ベースボールは違います。
野球好きのための店。
このコンセプトを、50年以上ぶらさずに続けてきました。
だからこそ、野球ファンにとって
「また行きたい場所」になっているのだと思います。
整骨院経営にも通じる話
これは整骨院の経営にも通じる話だと思います。
例えば
・スポーツのケガに強い院
・交通事故治療に強い院
・産後ケアに強い院
・自律神経の症状に強い院
このように自分たちの強みが明確な院の方が、患者さんに選ばれやすくなります。
「なんでも診ます」という院よりも
「ここは〇〇が強い」
と分かる院の方が、患者さんにとって安心感があるからです。
経営では
広く浅くよりも
狭く深く愛されること
の方が、結果として強い場合があります。
立川ベースボールを訪れて、
改めてそんなことを考えさせられました。
▼ぜひ機会がありましたら訪れてみてください
ベースボール(立川のレストラン)
















