耳の不調が、思わぬ悪化に
先日、自分自身のことで、改めて考えさせられる出来事がありました。
少し前から耳に痒みがあり、耳鼻科を受診しました。
でも、その時は「特に異常はないですね」と言われ、薬などの処方はありませんでした。
それでもやはり痒みは続いていて、気になって耳かきをしていた時に、ガリっと傷つけてしまいました。
そこから痛みが出始め、翌日に再び受診。
「傷がついて炎症を起こしています」と言われ、点耳薬を処方されました。
ただ、痛みはなかなか引きませんでした。
顔まで腫れて、ようやく気づいた深刻さ
そしてある朝、鏡を見ると、耳の下が腫れ、顔まで腫れていました。
「これはまずい」と思い、ゴールデンウィーク中だったこともあり、休日診療医を探して受診しました。
すると、
「リンパまで腫れていますね」
「耳の中もびらん(ただれた)状態です」
と言われました。
抗生物質の塗り薬と内服薬を処方していただき、今は少しずつ落ち着いてきています。
「最初にもう少し対処してもらえていたら…」
正直、
「最初に相談した時に、もう少し対処してもらえていたら、ここまで悪化しなかったのでは…」
という気持ちは残りました。
もちろん、最初の段階では大きな異常が見えなかったのかもしれません。
でも、“少し気になる違和感”を軽く見てしまうと、あとから大きな症状につながることもあるのだと、自分自身が実感しました。
整骨院経営にも通じる「小さな声」の大切さ
この経験を通して、整骨院経営にも通じるものを強く感じました。
患者さんが発する“小さな声”。
「なんとなく違和感がある」
「少し気になる」
「前より悪い気がする」
「実は不安で…」
こういう言葉は、検査では大きな異常として出ないこともあります。
でも、その“小さな違和感”の奥に、本当の不安や悪化の入口が隠れていることがあります。
「大丈夫ですよ」だけで終わらない寄り添い方
だからこそ、
「まだ大丈夫ですよ」
だけで終わるのではなく、
・なぜそう感じるのか
・今後どうなる可能性があるのか
・今できる対処は何か
・気をつけることは何か
そこまで丁寧に寄り添えるかどうかが、院として、とても大切なのだと思います。
そしてこれは、院長だけが意識すればいいことではありません。
スタッフ全員で共有したい感覚です。
患者さんと日常的に接するスタッフが「小さな声」に気づけるかどうかが、院の信頼を大きく左右します。
離脱・クレームは、突然起きるわけではない
整骨院経営でも同じで、患者さんの離脱やクレーム、信頼低下というのは、突然起きるわけではありません。
実はその前に、
「ちょっと不安だった」
「本当は聞きたいことがあった」
「少しずつ違和感があった」
そんな“小さな声”が存在していることが少なくありません。
毎日の施術の中で、患者さんの小さな変化や感情に気づける院ほど、地域から長く信頼されていくのだと思います。
まとめ:小さな声を聞き逃さないために
今回の出来事を通して、改めて「小さな声を聞き逃さないこと」の大切さを感じました。
施術の技術だけでなく、患者さんの感情や不安に院全体で気づける仕組みと文化をつくっていくこと。
それが、地域から選ばれ続ける整骨院への一歩だと思います。
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