(株)吉田企画の伊藤樹里です。
先生方は日々、チラシやWEBサイト、SNSなどを活用し集患を試みているかと思います。
ひょっとしたら、外部の業者様に集患を委託されている先生もいらっしゃるかもしれません。
何で集患するのか、その集患方法で本当に患者様は来るのか?また、それにどのくらいの費用をかけるのか。
治療院経営をする中で様々な取捨選択を迫られながら、先生方は集患をされているかと思います。
もちろん、何の集患方法で集患し、どのくらい費用をかけるのかも重要なのですが
一番大切なのは、その費用に対して、どのくらい患者様が来られたのかを計測することです。
さて、「計測」についてなのですが、先生方の中でこのように思われている方はいませんか?
◆チラシを撒いてみたが、特に計測していない
◆計測も何も、「チラシを見て」という患者様は感覚的にきていないよ?
◆ネット広告をかけているが、どのくらい患者様がHPから来ているか把握してない
◆患者さんにアンケートをとっているが、紹介ばかりで誰も「HP」「チラシ」という患者さんはいない
患者様は一つの媒体がきっかけになって来院されているわけではありません
多くの先生方は「看板」を見た患者様は「看板」だけを見て来院されていると思われていますし
「HPを見た」を言う患者様は「HP」しか見ずに来院されていると思われがちですが
実際は来院のきっかけは複合的であることがほとんどです。
ある患者様のパターンで説明しますと
県道〇〇号線のA整骨院。「看板」を見て存在は知っていた。でも、行こうとは思っていなかった。
そんなある日、突然膝が痛くなってしまった。
ネットで「膝が痛い 治療」で検索をしてみた。
すると、県道〇〇号線のA整骨院のHPがヒットした。
「看板でみた、A整骨院だ。行ってみるか」患者様はHPを見て予約の電話をかけた。
このようなパターンの場合、2つの広告媒体が功をなして、患者様は来院されたと考えられます。
また、こういう場合、来院アンケートをとってもほとんどの患者様は
「チラシ・HP・看板・紹介」の選択肢があった場合、通常どれか一つしか〇をつけませんので
もう一つの媒体の効果は計測できないことになります。
本当はA媒体の効果があったのに、B媒体しか効果がない、と判断するのは危険です。
効果がある広告媒体は、もっと力を入れる(お金をかける)ことでさらに効果を上げる場合もありますし
逆に、効果があるのに、効果がないと判断し、止めてしまうと大きな損失となります。
ここで弊社がおすすめしている「正確な広告媒体の計測」をご紹介したいと思います。
①施術をしながら、患者様に直接聞く
新患さまが見えたとき、施術をしながら、「今日は何を見て来られましたか?」と直接聞いてみてください。
「知人の紹介で」という患者様に対しても、「HPは見ませんでしたか?」「チラシは見ませんでしたか?」とたずねてみてください。
恐らく他の媒体を見て来院されている方もいらっしゃるはずです。
紙でアンケートをとっていても、必ず口頭で聞いてみてください。
②アンケートの選択肢のところで「見たものを全てに〇をつけてください」と記載する
来院アンケートをとられている先生は、アンケート用紙の「何を見て来院されたか」の設問のところを
前もって「複数回答可」としたり「見たもの全てに〇をつけてください」という風に記載しましょう。
患者様の不思議な心理のお話
さて、弊社代表の吉田崇が20年整骨院コンサルティングを行い、
先生方の実際のお話と、実際来院される患者様の傾向を見ていく中でわかったことがあるそうです。
新聞の折り込みに入れたチラシを見て、来院された患者様。
来院したきっかけを患者様に聞くと「看板で」「近所なので」と言い、
なぜか正直に「チラシを見て」とはすぐには言わない傾向があるそうです。
そういう場合「あれ?チラシを見られませんでしたか?」と先生が聞くと
「ああ、見ました」とそこで初めてチラシを見たことを認めるのだそうです。
吉田が推測するに、チラシを見て来院するという行為が、どこか単純で恥ずかしいというか、
ついつい来てしまって悔しいという心理が働くのではないか、ということです。
なんとなくそういう気持ちはわからないでもないので、そういった心理を知ると、面白く感じます。
でもなぜ、チラシは恥ずかしいのに、看板やHPは恥ずかしくないのか?
看板やHPは、あくまで自分が「見つけた」「探した」という自発的な言い訳がたつので
正直に言うことに抵抗がないのではないか、というのが推測です。
もし、チラシを新聞折り込みやポスティングで撒いてみたのに
全然チラシをみた、という人がいないなぁと思った際は、新患様に
直接、口頭で「チラシを見ませんでしたか?」と聞いてみてください。
アンケートでお答えされてなくても、ちゃんと見られて来院されている可能性があります。
















