吉田企画では、「回数券ありき」の整骨院経営にはいくつかの問題点があると感じています。
しかし、だからといって回数券そのものを否定しているわけではありません。
回数券は、運用の仕方や販売方法を間違えなければ、患者様にとって大きなメリットがある仕組みです。
今回は、患者様に喜んでいただける「回数券の運用と販売方法」についてお話しします。
回数券で問題になる点
一般的に問題になりやすいのは、次の2点です。
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券が余ると、逆に割高になってしまう
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押し売り的に買わされると、通院が嫌になる
言い換えれば、この2つの問題がなければ、**患者様にとっても「割安に施術を受けられる嬉しい仕組み」**になります。
【1】券が余らない回数券の設定
これは、回数券の枚数を少なくすることで解決できます。
「10回分で11回施術が受けられる」といった形をよく見かけますが、実際の施術を考えると、たとえば「ぎっくり腰」で11回通うのは現実的ではありません。
もちろん、根本改善を考えればそのくらいの通院が必要という意見もあります。
しかし、患者様の立場に立つと「痛みがなくなったのに券がまだ残っている」という状態は、余分に感じられるものです。
そこで、最初から3回券・5回券など、少ない枚数で設定しておくことをおすすめします。
その分、割引率は控えめでも構いません。
「どうせ3回は通うなら、少しでもお得にしたい」
と患者様が思える程度の設定が理想です。
この回数なら「お得感しかない」上、使い切ったあとも満足感が残ります。
さらに通いたい場合は、患者様の方から自然と買い足してくださるケースが多いです。
再購入を促す場合も、
「今回で回数券が終わりますが、再購入されますか?」
と軽く声をかける程度で十分です。
【2】押し売りと思われないために
こちらはシンプルに、押し売りをしないことが大前提です。
では、どうすれば自然に販売できるでしょうか?
まず、問診時の料金説明の際に一言だけ添えましょう。
「お得な回数券もご用意していますので、よろしければご利用ください。」
患者様が興味を示した場合にだけ、詳しく説明します。
「興味を持ったら説明する」くらいのスタンスが理想です。
さらに、会計時に自然に目に入る場所にPOPを設置しましょう。
お会計カウンターの天板などに小さく貼っておくと効果的です。
POP文例:
自費治療に使える、お得な3回(5回)回数券をご用意しています。
詳しくはスタッフまでお声がけください。
患者様に質問されたら、そのとき初めて割引率などを丁寧に説明します。
【3】大切なのは「患者様の意志」
最も大切なのは、患者様の意志で購入していただくことです。
「買わされた」という思いは、たとえ施術内容に満足していても、院に対する不信感や違和感として残ります。
患者様が気持ちよく回数券を使い切り、「またお願いしたい」と思える関係づくりこそ、信頼経営の第一歩です。
まとめ
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回数券は「設定」と「販売の仕方」次第で、患者様にも喜ばれる仕組みになる
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無理なく自然に、患者様のペースで提案する
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「買わされた」と思わせないことが信頼の鍵
回数券を活用する際は、くれぐれも患者様の立場に立った運用を心がけましょう。
















