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知っているとちょっと便利?印刷物についての用語(2)

皆様こんにちは。福井です。
前回に引き続きDTP関連のブログ第2回目をお送りします。

その昔、つまりパソコンを使うDTPが主流になるまでの版下作成は、アナログ作業が中心でした。

版下(はんした)とは、写植の文字や手描きのイラスト・図表を切って手貼りして作る、製版のために必要な原稿のことです。
印刷物を作るにはこの版下が必要で、カラー印刷の場合は版下にCMYK【シアン(青)・マゼンダ(赤)・イエロー(黄)・ブラック(黒)】で色指定をして製版会社に入稿(にゅうこう)します。製版会社でフィルムを作って下版(げはん)、印刷会社で刷版(さっぱん)をして印刷・加工という流れでした。

その頃からの名残で、今でも印刷物用のデータを作ることを「版下作成」といいます。

そのため、弊社の販促ツール工房でご注文いただく商品の代金には、印刷費と版下作成費の項目があります。実際にご注文いただいた先生の中には「版下作成費ってなんだろう?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

さて、話を印刷の流れに戻しますと、版下の内容を確認していく作業を、印刷業界では「校正」と呼びます。
元原稿があった場合、まずは制作会社の中で元原稿と校正刷りの内容があっているかを校正しますが、これを「内校」といいます。

そして内校済みのデータをメールでお送りするところから、先生とのやり取りが始まります。
これを制作側からは「初校出し」といい、初校を先生が確認の上、必要に応じて修正があれば、その指示をいただくことを「初校戻し」といいます。

以降、「二校(再校)出し」→「二校(再校)戻し」→「三校出し」・・・というように、先生の希望される形にすり合わせていく作業が続き、概ね、二校から三校で終了します。

最終的に「これで印刷してもOKだよ」と、ファイナルアンサーが出た状態を「校了(こうりょう)」といい、版下を印刷に回す(入稿する)ことができます。

実際に私から先生方へは「初校データを送信いたします」や「こちらで校了とさせていただき、印刷へ進めてまいります」といった具合に使わせていただいております。

いかがでしたか? 印刷に関する用語についてのお話でした。
それでは、先生方からのご注文をお待ちしておりま〜す。

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